共同センターロゴ小今月の話題(2012年11月)

最近増えている「ソーハラ」とは?

2012.11.1

 インターネットには、フェイスブック(以下、「FB」)やツイッターなどのソーシャルメディアと呼ばれる交流サービスがあり、利用者を増やしています。企業の採用、広報宣伝などの活動においても活用されることが増えてきましたが、それに合わせて利用マナーをめぐる問題も目立つようになりました。 代表的なものに「ソーハラ」とよばれるトラブルがあります。

 「ソーハラ」とは、「ソーシャルメディア・ハラスメント」の略称で、ソーシャルメディア上におけるハラスメント行為を指します。上司の部下に対する「『友達』承認」の強要や、上司の書込みに対する「いいね!」反応の強要などを指すものとして使われています。

 2012年10月時点の日本国内におけるFB利用者数は、推定1621万人(前月比221万人増)と、アジア圏内で5番目にユーザー数が多い国となっています。(インターネット関連サービス会社セレージャテクノロジーの10月9日付け発表による。1位インド、2位インドネシア、3位フィリピン、4位タイ)

 ソーハラ被害にあったユーザーの中には、「上司からの友達申請を承認したが、プライベートの友人とのやり取りまで知られてしまうため、それがイヤでFBへの書込みをやめてしまった」という人も出ていますが、加害者となっている上司は、自身がハラスメント行為を行っているという認識が低いようです。

 FBには、閲覧者が「いいね!」と書かれたボタンをクリックすると、投稿者に自分が共感したことを伝えられる機能があります。記事を投稿する度に「いいね!」を押されると、「監視されているみたいだ」と感じる人が多いといいます。

 また、FB上での人脈拡大は「友達申請」と「承認」から始まりますが、若いビジネスパーソンの多くは、上司からの友達申請は好ましく思っていません。また、相手とは無関係なFB上のプライベートな書込みについて、「あれどうなったの?」などと職場で話題にされるのは、嫌だと感じるものです。

 ソーシャルメディアで上記のような行動をとるユーザーは嫌われる傾向にあります。すでにFBなどを利用中の人も、これから始める人も、節度を守って楽しむことが求められます。

(この項終わり)