共同センターロゴ小今月の話題(2010年12月)

上手なお医者さんのかかり方

2010.12.4

 医療費や傷病手当金などといった保険給付費は、保険加入者・事業主が負担している保険料と国からの補助金でまかなわれています。近年では医療費が増大し続け、わが国の財政を逼迫していることはだれもが知るところで、このままでは保健医療制度が見直され、保険料の自己負担額が上がるか、税金などで追徴されることは目に見えています。

 国民の医療費が増加し続けている要因には、高齢者人口の増加もありますが、軽傷にも関わらず休日や夜間に受診したり、飲みきれない薬をもらったりすることも一因だと言われています。そこで、上手なお医者さんのかかり方を心がけ、自己負担も減少し、医療費の抑制につなげることができる要点を、下記にまとめてみました。

  1. かかりつけ医を持つ
  2. 「かかりつけ医」とは、一人ひとりの健康を把握し、体調不良や病気になったときに気楽に受診できる地域の医院やクリニックのことです。いざというときには、適切な病院を紹介してくれます。

  3. 休日、夜間の診療はよく考えてから
  4. 時間外や深夜、もしくは休日に受診すると、診察代のほかに加算料金がかかります。具合が悪い時には早めに受診し、緊急事態以外は休日、深夜の受診はできるだけ避ける。

  5. 重複受診は止める
  6. 同じ病気で、次々と病院を変えると、それまでの治療が中断し、次の医療機関で同じような検査を最初からやり直すことになります。検査費用がかさみ、投薬や注射などの重複で副作用も心配です。症状も悪化する場合もあるそうです。

  7. 薬のもらいすぎに注意
  8. 薬をたくさんもらう方が安心というのは勘違いです。必要以上に薬を欲しがらないでください。薬局などで出している「お薬手帳」などを利用して、自分の薬歴を記録し、飲み合わせのチェックをして、自分でも薬の管理をできるようにしましょう。

  9. ジェネリック薬品の利用
  10. ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、これまで効きめや安全性が保障されてきた薬と同等と認められた低価格な医薬品です。希望する場合は、医師、または薬剤師に相談できます。(資料:協会けんぽ)

  本当に必要なときに必要な医療が受けれるように、上手なお医者さんのかかり方を一人ひとり心がけることで、自己負担や医療費の抑制に繋げましょう。

(この項終わり)